【サイディングの特徴】
日本の一般的な住宅においては、外壁材としてサイディングを使用しているケースが大半です。サイディングというのは板状の建材で、下地材の上に貼っていくことで外壁を作れるのが特徴です。外壁材質としては、窯業系と呼ばれる繊維質とセメントを混ぜて成形したものが最も多いです。他には、ガルバリウム鋼板や樹脂、木質系などがあります。
そのメリットとしては、耐久性が高く外壁塗装によってメンテナンスしやすいなど、サイディング機能が高いことにあります。上から簡単に塗装ができますので、塗料が劣化したら塗り替えていくことでかなりの年数維持することができます。また、保温性が高いのもうれしいところです。室外の熱や寒さが室内に侵入するのを防いでくれますので、快適な室内を作るのに役立ちます。
【サイディング外壁塗装の選択について】
サイディングはバリエーション豊富な製品ラインナップがありますので、デザインや質感がかなり異なります。わずかな凸凹が付いているだけのシンプルなものから、レンガ調のものや複雑な石造り風のものなどがあります。外壁塗装をする時には、こうしたデザインや質感を考えて、よりおしゃれで、サイディング自体の良さを引き出せる色や塗装仕上げの手法を選ぶと良いでしょう。
また、サイディングの塗装は日光が常に当たる場所や、逆にいつも日陰で湿気があるところなどは劣化が進みやすい傾向にあります。そのため、建物の環境や状況に応じて、より耐用性の高い塗装ができる方法を考えることも重要です。
