外壁塗装に関しては美観だけでなく、費用をできるだけ安く抑えることができるかどうかも非常に重要なポイントとなります。しかも費用に関しては工夫一つでかなりコストを抑えることも可能です。
その基本となるのが業者選びです。同じ面積範囲、同じ塗料を使った作業でも、業者によって価格に違いが出てきます。そうなると、事前に業者ごとの価格の違いを比較検討したうえで選ぶ必要が出てきます。
業者ごと価格の比較に関しては、相見積もりをとるのが大原則です。複数の業者に見積もり依頼をし、その結果を比較するわけです。業者選びにおいては非常に重要な目安となります。
ここで注意したいのは、あくまで信頼出来る業者の選択を前提にすることです。他の業者と比べてあまりに安すぎる業者は、悪徳業者だったり、作業の質が低かったりといった問題を抱えている可能性もあります。業者の実績や評判もチェックしたうえで、最終的な判断を下しましょう。
塗料の選択も意識してみる
外壁塗装に使用する塗料の選択も価格と費用に大きく影響します。簡単に言えば、耐久性に優れた塗料ほど価格が高くなります。例えば、安価なアクリル塗料なら耐用年数は8年程度、シリコン塗料なら10年くらいなのに対し、耐久性に優れたフッ素塗料なら15～20年くらいは良い状態を維持できます。ですから、安く済ませるか、あるいは長くいい状態を保てることを重視するかも意識して選びましょう。ただ「安く済めばよい」ではなく、コストパフォーマンスも意識した選択を心がけたいところです。
