外壁塗装で雨漏りの原因を早期発見できる!

【雨漏り原因と起こりやすい箇所】

雨漏りが起こりやすい箇所としては、まず屋根の下端や、屋根の側面部分があります。こうした箇所は家の向きにもよりますが、雨風をダイレクトに受けることが多く、建材が劣化して水が侵入したり、わずかなすき間から吹き込んできたりするからです。また、屋根の下端は雨樋で跳ね返る水によって腐食が進みやすい傾向にあります。特に、落ち葉などで雨樋が詰まっていると、水が屋根の下側から入りやすく雨漏りの原因となるのです。

 

【外壁塗装の劣化やコーキング劣化にも注意】

外壁塗装は塗膜で壁を保護していますので、これが劣化すると雨漏りしやすくなります。また、サイディングの継ぎ目はコーキングと呼ばれるもので充填して隙間をなくしています。しかし、コーキングの劣化が進むと、隙間が空いてしまい、そこから水が漏れてくるのです。

 

同じように、ベランダ塗装も劣化が起こりやすい箇所です。外壁から突き出た形をしているため常に雨風、日光にさらされるからです。また、接合部が複雑になる分、わずかな隙間ができやすく、水がつたって入りやすいのです。

 

このように、雨漏り原因の多くは外壁やコーキング、ベランダ部分などが劣化することによって起こります。そのため、雨漏り予防としては、塗装の劣化が進む前に早めの段階で塗り替えをすることです。雨漏りは建物内部の下地や柱、内壁などを腐食させ、建物の寿命を短くしてしまいます。大事な家を守るためにもメンテナンスはしっかりと行いましょう。