外壁塗装に適切な季節・気候条件とは?

外壁塗装で、まず重視されるのが天候です。やはり降水が少なく、晴れの日が多い季節が作業に向いています。気象条件に関しては地域によっても変わってくるので難しい面もありますが、梅雨時の6月と台風の影響を受けやすい9月~10月はあまり向いていない時期と言えます。

 

気候条件で、もうひとつ注意したいのが夏場です。日差しが強い日が続くこともあって、塗料の乾燥時間が短く、作業がスムーズに進みやすい一方で、夕立や落雷などの急な悪天候に晒されることがあります。とはいえ、これは運次第という面もあり、基本的には向いている時期と言えるでしょう。

 

つまり、雨が降りにくく、適度に暖かくて乾きやすい季節が外壁塗装に適しているということになります。これに該当するのは4月と5月であり、外壁塗装にもっとも向いているのはこの2ヶ月といってもよいでしょう。

 

ただし、向いている時期だけに業者も多くの仕事を抱えることになるので、価格がちょっと高めになってしまう傾向があります。業者の予定が詰まっているので希望の日時に依頼できない可能性があるでしょう。

 

なお、冬場の場合、降雪量が多い地域は別として、晴天の日が多いので作業に向いている面があるものの、気温が低すぎると作業できません。一般的に、5度以上ないと塗料の乾燥と硬化がうまく進まないので、作業ができないのです。

 

このように、外壁塗装に適切な季節かどうかは気候条件の影響を大きく受けます。適している春先に予定通りに作業を進めるためには、早めにスケジュールを決めたうえで、業者選びや依頼を行うことも重要になってくるでしょう。