ラジカル塗料 メリット・デメリット編

ラジカル塗料のメリットは沢山あるのですが、今回はご参考までにいくつかご紹介したいと思います。

【コストパフォーマンスのよさ】

ラジカル塗料は、耐久性・機能性ともに高くメリットの多い塗料ですが、

価格は比較的に抑えられており、一般的なシリコン塗料ともそれほど大きな価格差はありません。

【汚れがつきにくく、色持ちがよい】

ラジカル塗料は、光沢があり汚れが付着しにくいという長所があります。

きれいなツヤや色を長期間持続することが可能です。

ツヤを消すこともできますが、塗膜を長くきれいに保ちたいのであれば、ツヤありがおすすめです。

【チョーキング現象が起きにくい】

前回のブログの内容でお伝えした通り、ラジカル塗料には外壁の劣化の原因になる「ラジカル」という成分の発生を抑える効果があるため、チョーキング現象が起きにくいと言えます。

【塗料の伸びがよく、塗りやすい】

ラジカル塗料は、作業性が非常に高く、密着性もよいため、

サイディングやモルタル、ガルバリウムなどさまざまな外壁に塗装することが可能です。

ムラも出にくく仕上がりがきれいで美しいのもうれしいポイント。

ここまではメリットをお伝えしましたが、一方でこんなデメリットもあります。

【施工実績が少ない】

おおよそ10~15年に1度が外壁塗装のタイミングと言われておりますが、

ラジカル塗料が登場したのは2010年代ごろと比較的新しい塗料になるため、シリコン塗料に比べるとどうしても実績が少ない、という点についてはデメリットかもしれません。

【濃色は難しい場合も】

ラジカルを抑制する高耐候酸化チタンの顔料は白色です。

そのため、ネイビーやブラックなどの濃色にラジカル塗料を塗装した場合、ラジカル抑制効果を発揮することが難しい、というデメリットもあります。

いかがでしたでしょうか?

メリット・デメリットありますが、ラジカル塗料の人気はこれからさらに高まっていくと予想されます。

今回の内容がご参考になればうれしいです。