多治見店

外壁塗装でコーキングを行う目的は?

コーキングとは、もともと「詰め物をする」といった意味の言葉です。外壁塗装・屋根塗装においては、外壁や屋根に生じた裂け目・ひび割れなどに詰め物をして塞ぐ作業に対して使われます。

 

家が建てられたときには、屋根はもちろんのこと、外壁材のつなぎ目(目地)などはしっかりと密閉された状態にあります。しかし、築年数を経ていくにつれ、劣化症状としてこれらのつなぎ目に裂け目や隙間、ひび割れができてしまうことがあります。

 

この劣化症状をそのままにしておくと、雨水などが内部に入り込んでしまうだけでなく、腐食などによってどんどん劣化が加速してしまいます。そこで、そうした隙間・裂け目・ひび割れをコーキングで塞ぐのです。

 

つまり、外壁塗装・屋根塗装におけるコーキングは見た目の劣化症状を補修するだけでなく、防水や保護、さらに劣化を防ぐ重要な意味を持っています。

 

なお、似たような用語に「シーリング」もあり、基本的にはこちらも裂け目・継ぎ目の類を塞ぐ作業のことを言います。もともとは「密閉する」という意味です。業者によってどちらを使うかは異なりますが、基本的には同じ意味になります。

 

小さな裂け目・隙間のコーキングは、DIYで行うことも可能です。そのために揃えておくべきものとしては、コーキング材、コーキングガン、コーキング用のヘラ、下塗り材のプライマーなどが挙げられます。もしDIYでやってみようという方は、ホームセンターなどでこれらの道具をチェックしてみましょう。