水性塗料と溶剤塗料の特徴について

外壁塗装では塗料選びがとても重要になってきます。その選択肢として、水性塗料と溶剤塗料の2種類があります。

水性塗料とは、その名前から推測できるように、水が含まれている塗料です。それに対して、溶剤塗料とはウレタンシンナーをはじめとした溶剤が含まれている塗料です。塗料に何が含まれているかによって、それぞれの特徴やメリット・デメリットに違いが出てくるのです。

溶剤塗料の特徴は、耐久性に優れている一方で、独特なにおいがあることです。それに対して、水性塗料の場合は水が多く含まれていることもあって、においが少ないのですが、水に溶けやすいため、耐久性が少し劣ります。

水性塗料の場合、コストを安く済ませることができ、保管が簡単など使いやすいなどのメリットも備えています。ですから、DIYで外壁塗装をする場合にはこちらのほうがやりやすいかも知れません。現代では環境にいい塗料である点も重要な特徴と言えます。一方で、水に弱いのに加えて、乾燥しづらい点や時間の経過とともに艶が失われやすい点などのデメリットを抱えています。

溶剤塗料の場合は耐久性に優れているだけでなく、艶を長く維持できる、乾燥が早い点などがメリットとして挙げられます。ただし、保管に注意が必要な点、使用・保管の際には溶剤中毒に気をつけるなど扱いにくい点がデメリットとなります。

このように、水性塗料と溶剤塗料はどちらにもメリット・デメリットがあります。どちらの塗料がご自身にとって重要かをよく見極めたうえで、選択することが重要になってくるでしょう。