艶消し塗料とは?

塗料を選ぶ際に、「艶有り」「艶消し」といった言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

今回は、艶消し塗料とはなにか、お話していきたいと思います。

艶消し塗料とは、外壁塗装に使われる特別な塗料で、光沢が少なく均一に広がる特徴があります。

表面には光沢がほとんどなく、これをマット仕上げとも呼んでいます。

光沢を抑えることで、塗り替えた時の輝きを抑制する役割があります。

では、「艶有り」「艶消し」の塗料の違いを見ていきたいと思います。

艶有り

外観:美しい光沢があり、高級感を演出できます。

汚れ:傷や汚れが目立ちにくい特徴があります。

日光や照明:光の反射があるため、建物が輝いて見えます。

艶消し

外観:光を反射せず、艶を抑えてマットになるため外壁が自然で柔らかな印象となります。

汚れ:艶がない性質により、経年変化による、外観や雰囲気が見た目ではほとんど変わらない特徴があります。一方で、汚れが付着しやすい傾向があります。

日光や照明:光を反射しにくいので、日光や照明の影響を受けにくい特性があります。

このように、自然な外観を希望する方や凹凸を目立たせたくない方に艶消しの塗料をお勧めできます。

塗料でお悩みの方の参考になれば幸いです。