多治見店

ALCパネルとは?特徴・メリットについて

ALCパネルとは「Autoclaved Lightweight aerated concrete」の略称であり、簡単に言えば高温・高圧で作られ、気泡を含む軽量化を実現したコンクリートのことです。この名称からもわかるように、非常に軽量で、一般のコンクリートと比較して重さが約4分の1程度となっています。そのため、外壁材として注目されているのです。

ALCパネルのメリット

メリットとしては軽量であるほか、防火性・防音性の高さがよく挙げられます。万一火事が発生しても燃えにくく、しかも煙や有毒ガスが発生しにくいので、安全性が非常に高いのです。さらに、素材に含まれている気泡が音を吸収するため、非常に優れた防音性を発揮します。

 

環境・省エネの観点から、断熱性に優れている点もメリットの1つです。気泡が音を吸収するだけでなく、断熱性能を高め、一般のコンクリートと比較して、ALCパネルの熱伝導率はわずか10分の1程度とされています。

ALCパネルの注意点

一方、外壁塗装の際には、他の外壁材と比較して費用が高くなってしまう点がデメリットとしてよく挙げられます。施工・メンテナンスに関しては防水性の確保・維持が非常に重要になるため、施工方法・メンテナンス方法とも防水処理をしっかり行う必要がある分、コストが高くなってしまいます。耐用年数に優れている面もあるのですが、良い状態を維持するために少しコストがかかってしまう点には注意が必要です。