近隣トラブルを防ぐためにも欠かせない飛散防止ネットについてお話します。
外壁塗装を行う際には通常、作業を行う現場の周囲に飛散防止ネットが張り巡らされます。このネットを使わずに作業を行うと、塗料が近隣住宅や通行人に飛散してしまうなどのトラブルが起こる可能性があります。
においの問題も含め、外壁塗装の作業ではできるだけ、自分たちの敷地の範囲内に影響を留めることが、トラブルを防ぐための重要なポイントとなってきます。その対策における基本中の基本とも言えるのが飛散防止ネットなのです。
飛散防止ネットの役割
飛散防止ネットの第一の役割塗料が周囲に飛散・拡散しないように防ぐことですが、それ以外にもさまざまな効果を発揮します。
まず、安全確保とケガ防止です。作業中に、作業員がうっかり道具を落としてしまうことも起こり得ます。ネットがあれば、その道具がたまたま近くを通りかかった人にぶつかってしまう、といった事態を防げます。風が吹いている日は、ネットが風を防ぐことで、作業員の安全確保・けが防止に役立ちます。
また、作業中の外壁そのものを風雨から保護する役割もあります。塗料が飛散・拡散しないことで、塗装の作業そのものの効率がアップする点も見逃せません。ただし、台風など強風が吹く時などは、ネットそのものが飛ばされてしないように取り外すこともあります。
もし飛散防止ネットを張らずに外壁塗装を行ったら、周囲から厳しい目で見られてしまう可能性があります。飛散防止ネットは、「いま外壁塗装をしています。ご迷惑をおかけします」という、ちょっとしたメッセージ代わりの役割も担っているのです。
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